2010/09/22

和歌山ワールドメモリアルレガッタ

9/18(土), 19(日)の2日間、和歌山ワールドメモリアルレガッタに参加してきました。
相変わらず綺麗な海、潮の香りのする風、気持ちいいセーリングで、それほど風が強くなかった、いやむしろ微風でのレースだった、ので、すごくいい走りができ、3位入賞することができました。参加艇がちょっと少なかったのですが・・・。(ーー;)

初日。
午後からのレース予定。
1レース目は、9~10ktくらいの順風。
さぁ、頑張ってレースするぞ~と出艇した直後、タックしようとしてもマストが回らず・・・
なんでかなぁ、とよく観察すると・・・マストステップにワッシャーを入れ忘れているではないですか!
なんと・・・初歩的なミスを。。。
仕方なく、本部艇に艤装を直しに陸に帰ることを伝え、陸へ。この時点でスタート20分前。
陸に帰ると、親切にも和歌山の方々が艤装を直すのを手伝ってくれて・・・5分で艤装直し完了。
さらに、無線で「すぐ直るから」と伝えてくれて、沖ではスタートを待ってくれていました。
僕らが海面に近づくのを確認して回答旗が降りて予告信号。予定から5分か10分遅れくらい?
1レースをふいにすることを覚悟していましたが、運営の方の機転で1レース目から参加することができました。
が・・・どうも船の調子がおかしい。クローズホールドの上り角が悪くて、スピードもイマイチ。
ポートサイドは言うほどでもないのですが、スターボードサイドが最悪。フリーもスターボードが走らず・・・。
何でだろう?と悩んでも、艤装はいつもと同じなので原因がわからず・・・結局、1レース目は、7艇中、5位でフィニッシュ。

2レース目。風が落ちてきて、途中、1m/sくらいまで風が落ちてしまう中、相変わらずスターボードサイドの走りに違和感がありましたが、結果は、3位フィニッシュ。

この日は2レースのみの予定だったのですが、少し早く終わったので、ボーナスレースをやってくれ、なんと鈴木國央さんもレースに参加してくれました!さすが國央さん、クローズホールドはすっごく速くてヒヤヒヤしましたが、風が落ちてしまった微風レース、巨体の重さが仇となったか・・・成績はふるわず。。。後ろの方でフィニッシュされていました。

さて、2日目。
昨日の走りの違和感は、きっとワッシャー入れ忘れのせいだろう、と、マストを立てるところから艤装を丁寧にやって、出艇。
この日は、あんまり風は強くならなさそうで、4kt~5ktくらいの風した。
どうも、風の振れのパターンが去年のワールドのときと似ているようで、だいたい走るべきコースも見えてきました。でもって、微風~軽風のクローズホールドのボートスピード、上り角ともに、昨日の違和感も完全にとれ、いつも以上の走りに。
スタートも失敗しなかったし、いいとこ行くのでは?と期待していたら、なんと、1上をトップ回航!
テーザーの公式レースで、1上をトップで回れたのって、初めて。すっごい快挙です。
で。2位で回航した山本さん安澤さん組から必死で逃げていると・・・さらに後方からすっごい勢いで追い上げてくる艇がありました。稲毛の田中さん夫妻。リコールを解消して、ほぼ最下位からスタートしたはずなのですが・・・。サイドの直前で、捉えられてしまいました。抑えることもできず。あっさり下突破され・・・さらに山本・安澤ペアにも抜かれてしまいました。(ノ_・。)
その後、下マークまで順位は変わらず。山本・安澤ペアにかろうじて追いつきましたが、田中夫妻には引き離されてしまいました。
その後の上りのコースで必死で食らいつくも、田中夫妻は遠ざかるばかり・・・。速すぎです。
結果、どこで抜いたか忘れてしまいましたが、山本・安澤組を抜いて、2位フィニッシュ。
全部で8艇しかいなかったとはいえ、2位でフィニッシュだなんて、1上トップ回航よりもすっごい快挙です!\(^o^)/

2レース目は、4位フィニッシュ。
3レース目は、サイド下の下マーク直前でロッキングを取られてしまって720°回転。その後追い上げるも前を抜けず、6位フィニッシュ。

最後の6位フィニッシュのレースが捨てレースとなって、総合得点14点で3位入賞でした。
今回は、激しく順位が入れ替わって、どの艇が優勝してもおかしくない?くらいでしたが、
そんな中入賞できたのは、すごく嬉しいです。

ですが、冷静に成績を見ると、1日目の2レース目と2日目の1レース目が良くって、後は平凡な成績。
さらに、途中の走りは・・・いつもなら何艇か抜く、上サイドの走りがイマイチ。
抜けないどころか、抜かれる始末。
何か、どこか違ったはず、ですが、何が違ったかわかりません。
総合成績は良かったですが、課題が残ったレガッタでした。