2012/04/30

スプリングレガッタ ~ 1日目

4月28日~29日、葉山でスプリングレガッタに出てきました。

久しぶりのクリス嬢とのチームで臨んだスプリングレガッタ。
予報では微風~軽風の僕ら向きのコンディション。
二人とも病み上がり・・・いや、風邪ひき真っ最中・・・?で
体力に不安があったので、吹いてもらうと困ったのですが、
その点はラッキーでした。

初日。
予報通り、最初は陸風でせいぜい2m/sくらいの微風。
今回、2866としては初めて、フォアステイを少し短くしてみました。
普段は、4155~4160mmくらい、クラスルールギリギリまで長くしていますが、
ロングシャックルから普通のシャックルに交換し、15mmほど短く設定。
なので、たぶん、4140~4145mm程度、ほぼ中間値になったはず。
目的は、もちろん、パワーです。
昨年の西日本選手権にマホロ嬢と出たとき、パワーのなさを
コース引きで補った・・・ことの反省と、イギリスワールドで2745では
4145mmくらいのフォアステー長さで12m/sでも乗れたので、
多少吹き上がっても問題ないでしょう、という判断もありました。

その他の備忘録。

ジブのクリューボードは真ん中の穴を使用。
ジブの引き具合は、(うちの艇の)目一杯よりも2cm出し気味。
メインは、フットを深くして、トラベラーはリーチのテンションを見ながら
調整。他艇よりはもしかしたら上がってたかも。
(リーチのテンションは、総じて緩め)

サイドステイはジブのサギングを見ながら、緩めすぎないように
気をつけながら、緩めに設定。

総じて、セールを深く、のイメージで。

さて、レースですが、
空いたところから無難に一線でスタートする、をテーマに、
とにかく遅れないことを目標にスタート。

1レース目、思った通りにいい感じでスタートでき、
コースは、真ん中左より→右に移動してアプローチを選択。
葉山の陸風はこの辺を走るのが好きです。

で、1上付近・・・ビックリしました。周りに船がいないんだもの。
 結局、3位で上マークを回りました。
きっとコースが良かったんですね。
走ってる時の感じは、上り角度があんまり良くなくて、スピードは
そこそこいい感じ・・・そういうセッティングなのだから、その通り
なんですが・・・で、決して、走り勝ってるような感じでは無かったので。

その後がタイヘンでした。
みんな、速いんだもの。
おいて行かれないように、追いつかれないように、集中、集中!
なんとか守り切って、3位でフィニッシュ。

快挙です。
まぐれ当たりにもほどがあります。


2レース目。
1レース目と似たようなコンディション。
1レース目と同じようなスタート・コースを選択。
走りもいっしょ。

で・・・1上。
なんということでしょう。2位で回航してしまいました。
よっぽどコースが良かったんでしょうか・・・。

このレースは、順位を守れず、6位フィニッシュでした。
フリーで抜かれた、というか、抜かせてしまった、というか、
走らせ方が悪かったですね。。。スピードもイマイチだったし。


3レース目。
風向きが変わり、シーブリーズが入ってきました。
風速も上がって、4m/sくらい?
パワフルなセッティングにした軽量チームの2866では、
フルハイクでなおかつパワーダウンが必要・・・。

このレースは、何回もゼネリコがあって、最後にブラックフラッグが
上がったタイミングで場所取り&出だしに失敗、完全に2線目からの
スタートになってしまい、途中、セーリングもミスの連発で、、、
1上はたぶん、15位~17位くらいで回航。
その後、フリーで巻き返して、着順10位でフィニッシュ・・・してたみたいです。

実はこのレース、フィニッシュ直前でドタバタがあり・・・
フィニッシュラインが、えらく短いラインでしかも風向と45度くらい、
スターボ艇の航跡と平行に設定されていました。

フィニッシュ直前、うちと2709がポートタックで並んでいたのですが、
入りきれない2709がライン直前でタック。上側にいたうちは、2709を
避けるためにタックせざるを得ず。
タックをすると、目の前にマークが・・・。
若干タックに失敗したのでベアしてしまっていて、
上りきろうとしてもマークタッチのリスクがあり、ベアして
避けざるを得ませんでした。その後、後続艇を避けながら・・・
5艇くらいに抜かれてフィニッシュラインを通過。災難。

すっごいブルーで、すっごい機嫌を悪くして帰ったのですが、
(いや、悪いのは自分なんですよ、ラインを見てなかったのですから)

パーティで貼り出された途中経過を見てびっくり。
2709よりも前でフィニッシュしたことになってます。
どういうことだろう?とM下さんと話をしたのですが・・・
2709を避けようとタックをしたときに既にラインを切っていたのではないか?
という結論に。あり得ますけど・・・。ラッキーだったというか・・・

RRS 28.1項の内容と、言葉の定義からすると、タックした後、
うちは、マークタッチをせずにケースを起こさなければOK、で、
必ずしもラインを横切る必要はなかった・・・らしい。


2 件のコメント:

  1. フィニッシュは艇の一部がラインを正しい方向に横切れば成立ですね(その後引き返してもよし)。フィニッシュしてからラインとマークを離れるまでがレース中なので、通常はマークとのオーバーラップが切れるまでがレース中と解釈してます。横切った直後のマークタッチはレース中なのでそのままだとRRS違反、ペナルティを履行の場合は再度フィニッシュする必要があるはずでした。(学生のときそういうケースを目撃しました)

    あ、カートップ参考になりました!ありがとうございます。

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  2. 家に帰ってから(さっき)RSSを読み直しました。
    まったく言われるとおりですね。

    タック直後にマークを避けるルームがあってラッキーでした。(^^;


    カートップ、ラッシングベルトは、手に入りにくいですが、極力太いのをオススメします。細いのでも強度的には大丈夫と思いますが、太い方がすっごく安定します。

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